こんにちは!ゆきです!
今回は、ダイエットに挫折したり、リバウンドしてしまう原因について、身体の恒常性の説明をしながら、考えたいと思います!
皆さん、結婚式や海水浴、同窓会等、イベントがあるときに、「この日までに1か月で5㎏痩せるぞ!」
と意気込んで食事制限を頑張った経験のある方、いらっしゃるんじゃないでしょうか。
実は、私もその経験、沢山してきています!(笑)
徹底的に食事制限をして、フラフラになっても食事を我慢していました。
痩せるは痩せるのですが、その日が終わった後からはネジが外れたように食べて、1週間で体重は元通りです(笑)
私は一生痩せられないんだろうな…と心のどこかで思っていました。
身体のことを勉強するようになり、どうして自分が痩せられなかったのか、ようやく理解でき、現在は自分が理想だった体重まで痩せることができ、美味しいものを食べながらキープできています。
その内容について、本日は記載していきたいと思います!皆さんのお役に立てると嬉しいです!
急激に痩せるとリバウンドする理由
1か月で5㎏痩せるために、過剰な食事制限をした後、ドカ食いをしてしまったり、リバウンドしてしまうのは、あなたの意志が弱いのではなく、身体と脳が、あなたを前の状態に戻そうとするメカニズムが働いているからなんです!
身体は、生体に起こった変動を元の状態に戻そうとする、「恒常性」を持っています。
この「恒常性」は、自らの体を環境に適応させ、安定させるもので、人間が生きていく上で大変重要なものであり、切っても切れない関係となっています。
ダイエットに関しても、この恒常性が働いており、長期間維持された体重の値が、脳と連動して、「セットポイント」として記憶されています。
短期間で体重が増えたり減ったりすれば、自動的にその体重に戻されるような仕組みになっており、その変動が急であればあるほど、反動で元に戻る作用も強くなっています。
そのため、ダイエット後の体重を長期間維持するためには、セットポイントを徐々に移行させることが必要なんです。
つまり、急激に痩せるようなダイエットではなく、徐々に体重を減らしていくダイエットが、結果的に成功への近道となります。
リバウンドするメカニズムについて
どのようにして、体重が元に戻ってしまうのか、具体的なメカニズムについて説明したいと思います!
身体は、食事制限が続き、栄養不足になると、身体の活動エネルギーが尽きる前に、脳が反応して、交感神経反応(体を活動的にさせる神経)を低下させます。
これにより、消費カロリーを節約しようとします。
同時に、満腹中枢の反応を鈍らせ、摂食中枢(食べたいと感じさせる脳の部位)の反応を強くします。
これにより、食欲旺盛な状態を作り出します。
食事制限した後に、ドカ食いしてしまっていたのは、これが原因だったんですね…。
この2つのメカニズムにより、消費カロリーが低下し、摂取カロリーが多くなるという状態となり、リバウンドをしてしまうという結果を招きます。
リバウンドしないための減量ペース
では、リバウンドしないような、減量ペースはどのくらいなのか、気になりますよね。
減量ペースとしては、1か月に体重の5%程度までとされています。
体重50㎏の人は、1か月に2.5㎏以下に留めて置くことが、ダイエット後の体重をキープするために重要となっています。
身体の恒常性を理解して、ダイエットを成功させよう!
すぐに痩せたい気持ち、すごく分かります!
けれど、痩せた状態をキープして、可愛い服を着たり、おしゃれしたり、自信を持って生きていくことが、皆さんの一番の目標なのではないでしょうか?
そのためにも、身体の恒常性が過剰に反応しないような減量ペースで、
ゆっくりでも、確実に痩せられるダイエットを行っていき、痩せた状態をキープしていきましょう!
本日も、読んでいただきありがとうございました!
皆さんのお役に、少しでも立てたら嬉しいです!
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